
私は、通常の音楽教室とは別に障がい者支援に力を入れています。
それが “障がい児のみで構成されたグループレッスン” で、現在はまだ1枠のみ。
異年齢の様々な障がいや苦手を抱える若者とその保護者様が毎週月曜日夜7時半に集まり、1時間音楽や歓談を楽しみます✨
音楽と言えば、
・楽器を奏でる
・歌をうたう
といった事が一般的です。
画像の男の子は、小学校中学年のミライ君。
重度知的障害があります。
言葉は発せず難語ですが、たまーに聞き取れる単語を発することもあります。
常に動きまわり、ウロウロします。
ピアノの鍵盤を触るのは大好きです😊
仲間が練習中は私もそちらに集中する為、待合室の保護者さん方がみんなでミライ君を見守り遊びます✨
他の仲間と同じ空間には居ることができますが、歌やダンスや楽器を一緒に練習することは難しい。
でも、ごくたまに
参加する事ができるのです。
仲間が練習する様子をジッと眺め、自分なりの動きで参加することがあります。
見ていないようで、聞いていないようで、しっかり把握できているんだと、こちら側を感動させます✨
みらい君のお母様は
『いつもスミマセン😥』
と、私や他の保護者さんに伝えます。
どの保護者さんも皆
「全然気にすることじゃないよ🤗💕」
と言ってくださいます。
イベント出演が年間通して5回ほどありまして、ミライ君も参加します😊
ステージに居てくれるだけでいいのです✨
気が乗らない時は逃げ回りますし、気が乗ればステージに居ます😊
ステージに立ってくれると、お母様は涙をたくさん浮かべて
「ありがとうございます😢」
と、言います。
障がい者が定期的に通える習い事や、親子で参加できるイベントがたくさん地元に増えてほしいのですが、なかなかです。
私は、近々完全バリアフリーのコンサートホールをつくりたいと考えています。
床がフラットで、車椅子の方も専用スペースではなく観覧したい位置で自由に観覧できるような、そんな誰にでも優しい施設を作ろうと考えています🤗
その話はまた後日( ◜‿◝ )♡
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